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2017.11.22

2020年代の消費者の価値観に自然との関わりはどう影響するか?

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2020年代の消費者の価値観に自然との関わりはどう影響するか?
世代による消費傾向やライフスタイルの違いは今後の住宅やガーデン・エクステリアの方向にどんな変化をもたらすのでしょう。このコーナーではプロの目線で毎日を豊かにするアイデアや知見をご紹介。今回は消費者研究のトップランナーである伊藤忠ファッションシステム(株)ナレッジ室長の小原 直花さんにお話を伺います。小原さんの持つ、25年にわたる消費者へのヒアリングなどで蓄積した奥深いデータから、世代価値の違いや共通点、ライフスタイルや消費の傾向をお伺いしました。

世代ごとの消費者の価値観の違い

まず、小原さんの研究チームのオリジナルの世代区分と各々の世代の時代背景や、モノ、コトに対する意識や住空間や食へのこだわりの特徴を見ていきましょう。人の価値観は20歳前後の社会や経済の環境の影響がその後のライフスタイルの軸であり、ファッションやカルチャーなど五感に刺激を受けたものが志向性の軸になると小原さんは言います。もちろん年齢を重ねる中でも時代感との掛け合わせは行われるものの、根底に持つ価値観は、消費の自由裁量権獲得時期=20歳前後に醸成されていることが多いことが分かります。

  • ※ Ifs =伊藤忠 ファッションステム (株)

補足的に小原さんは言います。 「思考のベースは世代別の傾向がありますが、気分のベースは時代感が大きい。これはいくら今60代であろうと30代であろうと不況というムードの中にあり、同時に3年後には東京オリンピックが開催されることも含めた気分は共通していることが多いと思います」